データを見て考えよう!

以下に述べたこと,皆様よくご承知だったら良いのですけれど,どうも報道ではほとんど流れないようですし,ご承知ないかも知れないと思っています.テレビばかり見ていると,うっかり以下とは全く異なる事を真実と思い込んでしまうこともあるかも知れません.

「愚かな判断や,愚かな行動をしたくない!健康的な生活をし,健全な免疫を維持する生活を心がけたい」と思ってこのページを準備しました.


簡単なデータ収集の方法
日本の人口統計を見よう
国別陽性死者数累計の比較
ワクチン普及と陽性死者数
ワクチン接種後の体調不良について
マスクのリスクを知っていますか?
マスクについて研究論文の状況
コロナ対策
専門家の発言の背景を理解する
国民の責務

簡単なデータ収集の方法

例えばスウェーデンでのCovid19陽性死者数を知りたければGoogleで「Sweden corona death」で検索すれば情報が得られます.

Googleでは見つけにくい情報もあるので,他の検索エンジン(例えばDuckDuckGoなど)も併用すると良いと思います.
例えば「マスク リスク」で検索した結果(GoogleDuckDuckGo
や「アスリートの死」で検索した結果(GoogleDuckDuckGo)を比べてみて下さい.

インターネットで情報収集する際は,次の様なことにも注意が必要です.

例えば,YouTubeには多くの情報があります.しかし,YouTubeは「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の医学的に誤った情報に関するポリシー」というのを定めていて,例えば次のようなコンテンツは削除するとしています(2022年9月25日調べ).チャンネルやアカウントの停止措置もあると述べています.

このポリシーの妥当性に御意見のある方はいらっしゃると思いますが,この問題をYouTubeと議論することはできないようです.現状では,YouTubeはそういう組織だと思うしかないようです.

Twitter, InstagramなどのSNSでも,それぞれポリシーを定めていて,違反と判断されればコンテンツの削除やアカウントの停止があります.


日本の人口統計を見よう

人口動態統計速報値によれば,2019年までは毎年総死者数は前年より2万人づつくらい増加していましたが,2020年は前年より総死者数が0.9万人減り,2021年は前年より7万人弱増加しました.2022年は死者数はさらに増加傾向で1−6月の比較で前年より5万人弱増加しています.2020年以降の変動は劇的なので,その理由を考察することは重要でしょう.

日本のコロナ陽性死者数の推移も確認しておきましょう.2020年は陽性死は3500人に満たず,2021年は陽性死は1.5万人,2022年は9月始めまでで陽性死は2.4万人くらいです.陽性死増のみで総死者数の増加の説明するのは無理があります.なお,厚生労働省は死因の如何を問わず陽性者の死亡報告を求めているので,陽性死はCovid19が死因であることを意味しません(参考記事1参考記事2).実は,過剰な感染対策で人々の免疫が下がってしまったのではないかと心配しています.最近の陽性死増はその事を示唆します.陽性死増にもかかわらず重症者が非常に少ない状況は,罹患を疑われないがウイルスと共存している方々が一定数いることも示唆します.

出生数を見ると2022年は顕著な減少をしています.

今の対策を続けていて良いのでしょうか??

藤川賢治先生(医療統計情報通信研究所)は,種々の統計情報を可視化して説明しています.
各国・各地域の全死因死亡率とコロナ死亡率(2021−22年の死者増の様子を確認できます)
日本の月ごとの主な死因別死者(老衰が増えているのが確認できます)
年代別人口当り死者数の前年比増減率(若年者の自殺の増加などが確認できます)


国別陽性死者数累計の比較

国別新型コロナ陽性死者数累計を見ると,アジアの陽性死は欧米に比べて格段に少ない状況です.コロナはもともと東アジアの風邪であったことを考えると,アジア人は交差免疫を持っていると考えるのが妥当でしょう.2022年,ヨーロッパ,アメリカ,韓国など多くの国で,コロナ対策をほとんど止めてしまったと伝えられています. COVID19はもうコントロール可能と判断したのでしょう.経済を回さないと生きていけないと思っているのかも知れません.


日本の陽性者の波と陽性死の波(対数グラフ)を見ると,陽性者の波の高さは指数関数的に増えている様子がわかります.陽性死の波の高さ指数関数的増加には見えません.


ワクチン普及と陽性死者数

ワクチンの普及が陽性死の減少に効果があったか?という問いを考察することは,ワクチンの意味を考える上で重要です.例えば,
イギリスとスウェーデンのデータを見る限り,ヨーロッパでは一定の成果があったと言えるかも知れません.

でもそこに例えばジョージアのデータを加えたグラフをどう読みますか?マレーシアとインドネシア韓国と日本イスラエルとエジプトのデータを見ると,ワクチンの普及が陽性死の減少につながらず,ワクチンの効果に疑問を持ちます.日本でワクチンが政策として成功したといえるのか,再検討すべきと思います.

他にもチリとブラジル等多くの国を様子を見てみると判断の参考になることがわかるかも知れません.

mRNAワクチンはがんや遺伝病の治療として開発されてきた技術です.治療法としては素晴らしいのかも知れませんが,万人に施すまでの安全性はないと考えます.仮に接種者の0.1%に重篤な後遺症があるとした場合,深刻な疾患の治療法としては十分安全と考えますが,1億人に接種したら10万人に深刻な後遺症が出る計算です.ワクチン開発には5--10年かかるという従来の常識を鑑みれば,1年で開発した今回のワクチンは従来なら動物実験段階のものを人々に射っているとも言え,何が起こっても不思議ではない状況です.インフルエンザワクチンの状況とは随分異なります.ワクチン接種を検討する際は,リスク(医師が副反応を疑って厚生労働省に報告したデータが基のコロナワクチン副反応データベース検索等である程度わかります)とベネフィット(発症予防効果が高いとの話ですが,疑問を投げかける記事もあります)を十分調べて,納得した上での接種であってほしいと思います.周囲の目を気にしてワクチンを射つと言うのは本末転倒で,自分の健康は自分で守るという意識をしっかり持ってほしいと思います.上記副反応データベースは,全数報告ではないですが参考にはなるでしょう.ワクチンについても慎重な検討が望まれます.


ワクチン接種後の体調不良について

厚生労働省は令和4年3月24日に「
遷延する症状を訴える方に対応する診療体制の構築について」という通達を出しています.「新型コロナワクチン接種後に遷延する症状を訴える方」が一定数いらっしゃること,また「そのような症状の相談先や受診先について悩んでいる」事を承けての通知と思います.例えば「ファイザーコロナワクチン有害事象 副反応一覧1291種」を見ると,ワクチン接種後現れうる症状の可能性は実に多様です.病態解明もこれからであり,少数の心ある医師が試行錯誤をしながら取り組んでいるというのが実情と思います.ワクチン後遺症を診れる医師は非常に少ないと思いますが全国有志医師の会東北有志医師の会などに情報があります.受診を考える場合はコロワク治療ナビが参考になるかも知れません.

基礎医学者の井上正康先生(大阪市立大学名誉教授)はLIVE archiveで多くの情報を発信されています.例えば2022.6.11 in 立川後遺症研究会で解説しています.質疑で射った人の解毒法を問われて,「分かりません」というのが第一声.「医者が診ても診断できない,診たこともない症状ですから」と.その上で,次の指摘をしています.

吉野真人先生は「ワクチン後遺症の現状と治療方法について」で解説しています.ワクチン後遺症の病態は多様で,血栓症,自己免疫疾患(リウマチなどの関節の炎症,ブレインフォグ,歩行障害,筋力障害,脱力,痙攣など),ガンの増加等がみられると述べています.

長尾和宏先生(長尾クリニック名誉院長)は,ワクチン後遺症の駆け込み寺から警鐘「あなたの体調不良は、コロナワクチンが原因かもしれない」という記事をプレジデントオンラインに書いています.

犬房春彦先生は,抗酸化チャンネルで情報発信,ワクチン接種が原因と示唆される病態の報告を解説しています.(ブースター接種とがん発生数mRNAワクチン接種後の帯状疱疹発症ワクチン接種後にサイトカインストームが4例発生報告 等)

村上康文先生(東京理科大学名誉教授)は,ワクチンの頻回接種が免疫低下を起こす仕組みを説明し,危惧を表明しています.東北有志医師の会に駒野宏人先生,後藤均先生,村上康文先生の対談ビデオ(第一弾第二弾)があります.ビデオは結構長いので,時間がないなら,第一弾の要約(ワクチンが免疫低下を起こす仕組みの解説)第二弾の文字起こし, (2),(3)(BA1株対応のワクチン等の解説)等をご覧下さい.村上康文教授の話というのもあります.

2022年11月25日に議員会館で行われた「 新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える勉強会」には, ワクチン接種後死亡のご遺族の方4名の話と次の方の発表があります.

その後,厚生労働省との質疑応答です.そこには例えば.解剖して病理医が原因と認めたのに,それをひっくり返すような副反応の評価は臨床家(MD)がやっているのかという小島先生の質問があります. それに対する厚生労働省の返事も視聴できます.

福島先生が、厚生労働省に重症化率致死率の情報開示を求めて、2023年2月2日に東京地裁に提訴した後の 記者会見のビデオもあります.

新型コロナワクチン接種後の副反応を疑う症状に関する研究への協力について(2023年2月15日)

不安を煽る意図はありません.免疫に強力に働きかけるワクチンですので,「次を射たない事がもっとも大事」でしょう.深刻な体調不良の頻度は高くないと期待しますので,射った方が現在元気なら「過剰に心配しないこと」も大事でしょう.健全な免疫を維持することを心がけたいと思います.


マスクのリスクを知っていますか?

マスクの常時着用にどのようなリスクがあるか知っていますか?

マスクの長期に渡る常時着用が子どもたちの成長にどのような影響を与えるかはわかっていません.

マスクの長期に渡る常時着用が人々の健康にどのような影響を与えるかもわかっていません.

マスクは人の目を気にして着用するものではないのですが,大人がマスクを外さないと子供たちはマスクを外せないでしょう.

参考:ロッテ発信のニュースpdf


マスクについて研究論文の状況

マスクについて,2020年2月以前の情報ですが,感染症の「専門家」の見解へのリンクです.
正しいマスクの着け方、できていますか?マスクをつけてもインフルエンザ感染を防げない理由頭がすっきりする風邪の話

藤川賢治先生がマスクについて学術論文の状況を解説をしてくれています.( 「マスクは10件以上RCTをメタ解析し効果無」を覆す論文が無いか探してみる。マスクは有効なのか?マスク効果有りRCTメタ解析論文は酷い切り貼り) 結論を言うと,「マスクの常時着用が感染を防ぐという信頼度の高い研究はありません」ということです.

藤川先生の解説を伺うと「お医者様はかならずしも統計に強くないな」と思います.お医者様にはまず「診断が確か,処方が的確,手術の腕がよい」といった事が望まれるので,「統計に強くなくても仕方ない」と思いますが「そのことに無自覚なのはまずいな」とも思います.


コロナ対策

日本ではコロナ対策に77兆円の税金が投入されていると聞いています.総額は膨大で我々の子孫が負担することになります.妥当な対策であったかは検証されなければなりません.

今の日本の対策は過剰に見え,経済と財政を確実に痛めています.これで健康を失ったら子孫に顔向けができません.現状は,コロナ禍でなくコロナ対策禍ではないのでしょうか?


専門家の発言の背景を理解する

専門家の発言を正しく理解するにはその背景を知ることが重要です.例えば
マネーデータの検索(医療ガバナンス研究所)で発言者の名前や所属をキーワードに入力して調べると,背景の理解に参考になることがわかるかも知れません.

国民の責務

感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第四条に,国民の責務として次のように定めています.

国民は、感染症に関する正しい知識を持ち、その予防に必要な注意を払うよう努めるとともに、感染症の患者等の人権が損なわれることがないようにしなければならない。

罰則規定はありませんが遵守していきたいと思います.

意見を送ることができます

厚生労働省は「国民の皆様の声」を募集しています.送信フォーム
内閣官房は新型コロナウイルス感染症関係の意見を募集しています.
法務省は「コロナ対策のつもりが過剰な反応になっていませんか」と注意喚起しています.
放送倫理検証委員会(BPO)に放送番組への意見を送ることができます.