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代数幾何・数論幾何セミナー

2019.1.22更新

代数幾何や数論幾何を中心としたセミナーを開催しています。皆様のご参加をお待ちしております。

2019年2月7,8日(木, 金) 13:00--(休憩をとりつつ17:00くらいまで)

  • 講演者 佐藤信夫 (九州大学)
  • タイトル 多重ゼータ値とP^1上の反復積分のお話
  • アブストラクト 多重ゼータ値は、多重級数で定義されるリーマンゼータ関数の正整数点での特殊値の一般化であり、古くはオイラーにより考察された。 多重ゼータ値はZ上不分岐な混合テイトモチーフの周期を与え、多くのQ上の線形関係式や代数関係式を持つが、分かりやすい定義とは裏腹に、その関係式の構造の全貌はなかなか捉えきれない。 今回の2日に渡る講演の1日目は多重ゼータ値の黎明期の研究として、複シャッフル関係式やZagierの次元予想、違った観点から得られるいくつかの興味深い関係式族などについて紹介する。また多重ゼータ値のモチビックな代数構造や、深さ構造の保型形式とのミステリアスな関係などについても紹介し、現状の未解決問題についても紹介したい。 二日目は、より一般の反復積分を使った講演者自身の多重ゼータ値の研究に焦点をしぼり、様々な研究成果を紹介するとともに、今後の研究課題について紹介する予定である。