江頭 信二 | |
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私は2002年に実施予定の新指導要領の 実施中止を求める運動に賛同します。 |
主として多様体上の葉層構造を定性的視点から調べる研究を行なっている。コ ンパクト多様体上の葉層構造に対し、拡大度と呼ばれる葉層の位相共役不変量 を定義した。これは大ざっぱに言って、横断的切断上の局所同相写像の擬群の 分離集合の濃度の最大値の増大度で定義され、葉層の複雑さを表現している。 $C^0$ 級余次元 1 葉層では拡大度は様々な増大度になり得るの対し、$C^2$ 級余次元 1 葉層では拡大度は典型的な増大度にしかならないことが示された。 また、定負曲率コンパクトリーマン多様体に付随したホロ球葉層の拡大度も決 定できた。現在、横断的に区分的に $C^2$ 級の余次元 1 葉層の定性論、拡大 度、GV 不変量の研究をしている。
解析概論 II 演習
木曜 5,6 時限 通年 数学科2年生対象
Last updated: 18-May-2001