Danwakai2006

談話会 (2006年度)

埼玉大学理学部数学教室では不定期に談話会を開催しています。
内容に関心のある方は御参加下さい。

場所：埼玉大学理学部１号館（３階）基礎数理演習室
（お茶会の場所は理学部1号館3階のコモンルームです。）

2007年1月26日(金) 16: 00--17: 00 (15:30からお茶)
佐伯修氏 (九州大学)
Morse functions with sphere fibers

アブストラクト：
可微分多様体上にモース関数が与えられると，その多様体の位相構造に関するかなりの情報が得られることが知られている．本講演では，そうしたモース関数で，すべての正則ファイバーがホモトピー球面の非交和であるようなものについて詳しく調べ，そうした関数を許容する多様体の特徴づけを行う．さらに，そうした関数の存在と，臨界値がちょうど3個のモース関数の存在が同値であることを示し，モース関数の臨界値の個数と， Lusternik-Schnirelmannカテゴリー（あるいはその類似物）との関係についても論じる．また，3次元多様体上のモース関数で，正則ファイバーが球面とトーラスの非交和となるものについて調べ，そうした関数を許容する3次元多様体も完全に決定する．

2006年9月8日(金) 16: 00--17: 00 (15:30からお茶)
星賀彰氏 (静岡大学)
非線形波動方程式の初期値問題が大域解をもつための十分条件について

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