談話会 (2008年度)


埼玉大学理学部数学教室では不定期に談話会を開催しています。
内容に関心のある方は御参加下さい。

場所:埼玉大学  理学部1号館  (3階)  基礎数理演習室
(お茶会の場所は理学部1号館3階のコモンルームです。)


2008年10月31日(金)  16:00 〜 17:00 (15:30からコモンルームにてお茶会)
出口 哲生 氏(お茶の水女子大学)
結び目の数学とDNAや高分子の統計物理学への応用

【講演内容】  結び目の数学、特に結び目不変量を応用して、 DNAなどの生体高分子や合成高分子のトポロジー的絡み合いの効果が統計物理学において研究されている。 実際、環状DNAのスーパーコイルなどトポロジーが重要となる現象がある。 最近、DNAだけでなく幅広くソフトマター物理学において結び目に対する関心が高まりつつある。  本講演では最初にDNAの結び目の実験を解説する。 次に、結び目不変量を用いた数値シミュレーションによるトポロジー的絡み合い効果の統計物理学における研究を紹介する。


2008年9月12日(金)  16:00 〜 17:00 (15:30からコモンルームにてお茶会)
赤木 剛朗 氏(芝浦工業大学)
ある非線型ラプラシアンを含む退化放物型方程式について

2008年6月18日(水) 16:00--17:00 (15:30 からお茶会(予定))
中川 仁 氏 (上越教育大学)
2元3次形式の類数について

※通常と曜日が異なるのでご注意ください!


2008年5月30日(金) 16:00--17:00 (15:30 からお茶会)
加藤 昌英 氏 (上智大学 理工学部)
複素解析的な3次元クライン群理論の試み

【講演内容】 集中講義において触れることのできない話題について 話したい。特に複素ベクトル空間の領域からコンパクト複素多様体 への正則写像の拡張可能性に関する事実が、我々の「試み」にどの ように役に立つか、また残された問題が何かを述べたい。


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